S20 - 2008-12

2008-12

2008年を終えて

僕にとっては2008年は色んなことに挑戦する年にしようと思っていました。
自分が今持っている能力でどれくらいのことが表現できるのかを試してみたかったのです。

振り返ってみると、自分なりに多くのことを試したと思います。
結果の善し悪しではなく、全力で試してみることで、
今の自分の力を実感することが重要だったのです。

そういう意味では、今年の様々な挑戦は実を結んだように思います。
自分の能力の限界、これから必要になるであろうこと。
自分にとって重要なこと、そういうことがより明確に見えました。

とりあえず出し切りました。
出し切ってみると、相変わらず自分が大した人間じゃないと思いました。

今年してきたこの挑戦は、2009年の目標を定めるために、
必要なことでした。
大晦日を向かえて思うことは、
来年がまた楽しみだということです。


最後に今年お世話になった全ての人に、


「今年も大変お世話になりました。」





オンライン振付

先日ブログでも書きましたが、
3月にフィンランドのダンサーを招聘して公演をします。
皆スケジュールがタイトなので、
なかなかリハーサルの時間を取ることができない中、
考え至ったのが、skypeリハーサルです。

インターネットのビデオチャット機能を使って、
彼女達はヘルシンキのスタジオで、僕は東京の自宅から指示。
思っていた以上に意思疎通ができたことが僕も驚きで、
かなりのことができました。
もちろん対面でやることの方が、効率がいいのですが、
移動のことなどを考えると、これも一つのやり方です。

これからは振付けの仕方も変わっていくのだと思います。
名付ければ、「オンライン振付家」です。


skyperehearsal2.gif


ARTE inverview

This is a movie shot in Berlin last summer. This interview was for a part of TV program of ARTE.

今年の8月にベルリンでパフォーマンスをしたときのインタビューで、
ARTEというフランスとドイツのテレビ局で放送されました。





内容は、
「僕が踊るとき、ダンスはただの”もの”です。
 自分の考えや感情をそこに入れたくはなくて、
 ”もの”として、置いておきたいのです。」

“When I dance, I think dance is just an object. I don’t want to put my thinking and my emotion. I try to put it less and put my dance as an object.”



横浜の公演

昨日は来年の横浜公演のミーティングをしてきました。
沢山の方が関わってもらっていて、ありがたい限りです。

チラシが回り始めましたので、
もし見かけた方はぜひ手にとってください。

3月の作品は、
この間のフィンランドのダンサーとの作品と、
先日パリで発表した”Haptic”です。

沢山の人が見に来てくれるとうれしいです。
メリークリスマス。

エールフランス

僕は仕事でヨーロッパに来ると、フランスを中心に動き回るため、
そのせいでエールフランスを利用する頻度が多くなります。
しかし問題は、僕がエールフランスを気に入ってないということです。
僕の評価では、星二つ、もしくは一つです。
かなりひどいと思っていたのです。

エコノミーのご飯はとてもひどい。サービスもひどい。
機内もさほどきれいではありません。
もう一度、ご飯はとてもひどいのです。
まあとにかく気に入っていないのです。

そして昨日、さらに評価と落とす事件が。

今回は深夜の便で帰国になっていたので、
パリ出発は夜11:30です。
飛行機にのり、無事出発。機内で早々ご飯を食べ、
さあゆっくり一眠りと思った矢先。
「テクニカルプロブレムが発生しました。
 この状態でシベリアを超えるのは、
 危険だと思われるので、今からパリに引き返します。」

となり、今はパリのホテルに一日滞在させられています。
今まで何度も飛行機に乗っていますが、さすがこれはなかったです。
なぜか、特に日本で、エールフランスのイメージはいいのですが、
実はそんなことは全くありません。JAL以下かな。
なるべくエールフランスには乗らないようにします。

ついでに書くと日本でのフランスに対するイメージは実際のものとかけ離れています。
今日は無事飛び立つといいのですが。しかしひどい。




追記:
今日また空港に来ましたが、対応がひどすぎる。
何かとたらい回しにされ、昨日のことなんて誰も知らない。
全く周知されていません。
文句を言うと、
「私にはわからないから、上司に言って」
「じゃあ上司呼んでよ」
「どっかにいるわよ」
っていう感じです。

普段問題なくことが進んでいるときは、
とても穏便でスマートですが、何かトラブルがあったり
ピンチになったりしたときに、その本性が見えるものです。

しかしフランスの労働観は本当にひどい。
日本はインフラがとてもしっかりしていますが、
それは本当にすばらしいことです。
世界に誇る仕事の正確さと丁寧さです。

個人主義と人のせいにすることは同じなのでしょうか。
と言いたくなります。



Dance Without Shadow – Montevideoaki

  • 2008-12-19 (金)
  • News
In International Video Dance Festival – “Dance Without Shadow” in Lisbon, Portugal, “Montevideoaki” received the first distinction by public vote. It is a great honor for me! Thank you very much for audience in Lisbon.


先日、ポルトガルのリスボンで、
Vo’Arteというビデオダンスのフェスティバルがあり、
そこでMontevideoakiが上映されました。
そして観客投票で見事に一位です。
うれしいですね。

今見ると、ダンスのクオリティがとても低いので、
ちょっと自分では見てられないのですが、
お客さんが喜んでくれたのでしたら、
うれしい限りです。




Festival d’Automne

I just finished my performance in festival d’automne in Paris. It was my big work to present two new pieces here. I would like to say thanks to all staffs, audience who came to see my show, Bertrand from Le Manege and Herve from Nimes. Finally pieces were born. I will continue to bring them up slowly and carefully.


やっと今年の大仕事が終わりました。
ローマとパリで新作を公演してきました。
まあ忙しかった。

評判はよくわかりませんが、
今の僕の力を精一杯注ぎ込んだので、
悔いはありません。
まだクオリティが低いところがありますので、
これからじっくり丁寧に育てていこうと思います。

年末年始は日本に戻ります。
いい加減ヨーロッパは寒いので、もういいです。


ローマとパリの間によったSt. Nazaireという町です。
R0012309.JPG

今回手伝ってくれたベルトランド(左)とヘルベ(右)。
R0012384.JPG

公演の様子です。
IMG_4974.jpg


Rome europa, Bill T. Jones

ローマで新作のワールドプレミアが終わりました。
世界初演ということです。

ちょっとやりづらい劇場ではあったのですが、
お客さんも沢山来てくれて、とてもうれしいです。

さすがに新作となると、緊張しますし、
前日までビデオの作業が続いたので、
かなり疲れましたが、楽しめました。

実は、フェスティバルのディレクターの意向で、
ビル・T・ジョーンズさんというダンス界の巨匠と食事する機会を頂きました。
そしてビルさんがわざわざ僕の公演を見に来てくれました。

少ししか話せなかったのですが、
それでもビルさんの謙虚さと誠実さにとても感銘を受けました。
巨匠となっても全くおごっているようなところはなく、
それどころか、ものすごく真剣に物事を考えていて、
人にとても丁寧に対応していました。
僕ような若造にも、本当にちゃんと話をしてくれます。
すばらしいです。たぶん僕の公演も喜んでくれたと思います。

僕は恥ずかしながら、ビルさんの作品を見たことがなく、
このフェスティバルでも僕の後に公演なので、
また見れなかったのですが、ぜひ機会を見つけてみたい。
そして今度はゆっくり話を聞いてみたい。

では今日がフランスの西の方で公演をして、
明後日にはパリに戻っていよいよ最後の新作発表です。

もうふたふんばりです。


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