Bad Taste

ベルリンに来ています。
この町は本当に居心地がよく、
住みやすそうです。

先日ちょっと夜出かけてみようと通りに出たら、
いきなり80年代風のファッションに身を包んだ若者達が、
何やら騒いでいます。そこにはクラブがあって、
仮装パーティかと思ったのですが、
仮装にしては中途半端。
あまりにも気になったので、そのクラブに入ってみました。

中に入ってみると、その通りにいたような輩で、
室内が満たされています。
スパッツに短パン、コンバースのハイカットで、
ヘアバンドを巻いたりしています。
そしてテニスラケットを振り回しながら、踊っている人や、
プロレスラーみたいな格好の毛むくじゃらの男や、
昔のエアロビみたいなレオタード姿の女の子や、
まあとにかくなんでもありみたいな状態で、
踊り狂っています。
ものすごいエネルギー。

音楽もメチャクチャで、
昔のポップスやヒップホップ、レゲエ、テクノなど、
ジャンル関係なしにメチャクチャにプレイされています。
そんなメチャクチャな選曲でもかまわず
踊り狂っています。
ものすごいエネルギー。

こんなショッキングなパーティは初めてで、
ジェネレーションギャップを感じながら、
呆然とその光景を見入っているだけです。
普通の格好で来ている僕が恥ずかしくなるほど、
みんなメチャクチャです。

そこで若者に話しかけてみたところ、
こういったファッションやパーティは、
「バッド・テイスト」と呼ばれていて、
みんな恰好悪くしてくるパーティだそうです。
僕の恰好は極めて普通だったのですが、
「こんなきれいな恰好で来ちゃダメだよ」
とダメだしされました。

こういったパーティはドイツではよく見られるそうで、
特に珍しいものではないそうです。
恰好悪いのが恰好良くて、
恰好良いのは恰好悪い。
今の流行の最先端は、そんな感じなのかもしれません。
日本でこういったパーティがあるかわかりませんが、
流行に敏感な日本の若者達は飛びつきそうですね。
興味のある方は「bad taste party」と検索してみたください。

この間フィンランドで見たトップレスDJもおもしろかったのですが、
いやー、こっちはそれ以上におもしろかった。
良いもの見ました。

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