June 2009 Archives

さあ、帰国ということでコペンハーゲンからパリへ、
パリでトランジットして東京行きに無事搭乗。
飛行機も動きだし、さあ離陸かと思いきや
燃料漏れで「点検します」「待っててください」
「エンジンを動かせないので牽引車を待っています」
とかなんとか言われ、さんざん待たされたあげく欠航。

この間、エールフランスの飛行機が墜落しましたが、
機内食や他のサービスなどを見る限り、
目に余るコスト削減で、メンテナンスもゆるんできたのでしょう。
JALみたいです。

エールフランス、僕は仕事上どうしても使ってしまうのですが、
全くおすすめしません。
お勧めしないとお客さんが減って、どんどんサービスが悪くなるかと考えると、
うそでもお勧めした方が僕にとっては得ですが、それでもお勧めしたくない。
それくらい頭にきています。

またパリで足止め。
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先ほど二週間のリハーサルが終わりました。
一人で作品を作っているときは全く違う緊張感があり、
ストレスの多い二週間でしたが、
本当に良い修行になったと思います。
8月はさらに一ヶ月間、またリハーサルなので、
僕にとってはフルマラソンに挑戦するような気分です。

フルマラソンに向けて、少しだけ日本でゆっくりしようと思います。
日本は暑いのかな。

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先週から振付けをしています。
やはり予想通り多難ですが、
試行錯誤しながら、演出家と話し合いながら、
少しずつ前進しています。
普段は自分で照明や音楽などのダンス以外の要素とともに
踊りを考えるのですが、今回僕が手を出せるのは本当にダンサーの体だけなので、
踊りと真剣に向き合う良い機会になっています。
「僕にとっては良い踊りは何だろうか」と
自分の考えを改めて見つめ直しています。

演出家の意図でダンサー6人は、
年齢もダンスの種類も違う人たちが集められているので、
それぞれに僕が適応していかなければなりません。
ダーウィンじゃないですが、適応していかないと生き残れません。
そう思うと、毎日がちょっとしたサバイバルです。

リハーサルしている劇場は、
デンマーク王宮バレエ劇場で、
このロイヤルバレエ団がついこの間日本で公演していたそうです。
会う人たちに、「日本行ってきたよ〜。いや〜東京すごいね。」
なんてことをよく言われます。

話は変わりますが、
デンマークも自殺が多い国です。
経済はとても潤っています。
社会保障のシステムもとてもしっかりしています。
教育レベルは世界のトップクラスです。
とてもフリーダムです。

ではなぜ自殺が多いのか。
日本と似たちょっとした窮屈さを感じています。
この「ちょっとした」がとても厄介。

ではあと一週間ふんばって、日本に帰ります。



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Thank you very much for all participants for my workshop at Atelier de Paris. I learned a lot from you. It was the first time for me to have 5 days workshop for 15 dancers at a time. There might be many things that you felt stressful of my explanation and process. But I really enjoyed and it was pleased to me that I could work with all of you. Merci beaucoup.


パリでのワークショップを終えました。
初めての経験ながら、自分でもある程度納得できる内容にできたと思います。
ダンサーにしてみれば、全部が楽しかったわけではないでしょうが、
何か彼らにとって有益なものになったのなら、うれしいです。

人に伝える作業を通して、自分と他のダンサーの違いや、
自分がやってきたことへの認識が深まりました。
これはとても大きいです。
ウメダメソッドが少しずつですが、見えてきました。

パリのワークショップを終えて、
そのままスタジオからコペンハーゲンに来ました。
そして昨日はここのダンサーへ向けてワークショップを一日。
明日からダーウィンオペラの再開です。

立て続けに、他人の体と向き合う日々です。
一人でいる方が楽なので、一人でいることが多いのですが、
たまにはこう人と向き合うのもいい修行です。
僕の人間不信ぶりも少しは変わるかもしれませんが、
変わらないかもしれません。

自分で踊っている分には、あまり頭を使わなくても
なんとかなるのですが、人に振り付けたり、
人と考えを共有したり、交換するためには
さすがに頭を使わないとなりません。
自分の不得手分野ばかりなので、
やりがいがあります。



ダーウィンオペラ、こんな感じになるそうです。
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今週からパリのカロリン・カールソンという振付家のスタジオで
ワークショップをしています。
5日間の10:00~16:00までのプログラムです。
生徒さんは15人、たぶんプロのダンサーが10人くらいと、
ダンス勉強中の人が5人。
皆さんお金を払っているでしょうが、
毎日根気づよく来てくれます。

15人相手にワークショップは初めですが、
自分でもとても良い勉強になっています。
今度の日本でのワークショップも良いものにできればと思います。

昨日はヴィム・ヴァンデケイビスさんの公演を見てきました。
この間日本でも上映したMontevideoakiを作ったオクタビオが、
ヴィムさんのビデオも作っていたので、
彼を介して何度か連絡を取り合う仲になりました。
彼の公演からは男気とある種のパッションが感じられ、
作品をとてもストロングなものにしています。
ダンサーもすばらしく、とてもタフです。
公演後には久しぶりに再会できて、
話をさせてもらえました。
アドバイスももらって、勇気づけられます。

日本には何年も来てないそうで、
彼のストロングな作品を日本のお客さんが見れないのが、残念です。
日本のお客さんは結構好きだと思うんですけど。

日本でもダンスフェスティバルがいくつかあります。
正直よく知りませんが、プログラムを拝見すると、
ヨーロッパの大きなフェスティバルのまねをしているようにしか見えません。
外人コンプレックスと外人フォロワーは嫌いです。
そんな恥ずかしいプログラムしかできないのなら、
今すぐやめてほしい。
お金の無駄なので、年金に回した方が有益です。



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イスタンブールで数日過ごして、
昨日公演をしてきました。

公演のことはとにかく、
この町には驚きばかりです。
僕が滞在しているエリアがすごいセンターなので、にぎやかです。
このイスタンブールのエネルギッシュさに圧倒されていています。
バー、クラブ、レストランなどが乱立していて、
深夜までとてもにぎわっていて、
バーやパブなではライブが始まり、
クラブからはガンガン音が鳴り響きます。

タクシーに乗ると、スキあらばボッタクろうとするし、
物乞いはとてもしつこい。
僕の顔は濃いですが、
イスタンブールにいれば、すぐに日本人だとわかるようで、
「ジャパニーズか?」とすぐに声をかけられます。
何かと常識外なことが沢山起こるし、
ツーリストで一人の僕はちょっと気を引き締めていないといけません。

今カフェでこのブログを書いているのですが、
となりに座っている女の子がさっき話しかけてきました。
「私のiPodの充電がなくなったから、あなたのパソコンで充電させてよ」
と当然のように言われ、
今僕のUSBポートから電気がどんどん彼女のiPodに吸収されています。

エジプトほどじゃないけど、ここの人々のタフさとずうずうしさに驚きです。
そして同時にとてもエネルギッシュです。
まだまだ自分が弱くて甘いことを思い知らされました。
「こいつ信用ならねぇなぁ。」と何度一人つぶやいたことか。
こういうところでも生きていけるたくましさを身につけないと。


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僕は5年前に恋をした。
何気なく入ったブリュッセルの街角の小さなレストランで、
その子の存在を知った。
すぐには気づかなかったが、
その魅力が僕の体のどこかに突き刺さったのだろう、
それからの僕は、気づけば彼女の存在を追っていた。
どの町にいても、彼女を思い、
彼女の何かが見つからないかと、足を向けている自分がいる。
ただ彼女と会うことはない。見ることができない。

彼女のことを知るために多くの情報を得た。
髪型はこうだろうか、服装はこうだろうか、
こんな仕草をするのだろうか、
僕の想像の中で、その輪郭が次第に明確になっていった。
ただその顔だけが影になっていて、まだ見ることができない。
今で言えば、インターネットでの恋はこんな感じなのかもしれない。

5年という長い月日を超えて、
彼女に会うためにこの地へ来た。
未だ見ぬ恋の相手に会うかと思うと、
胸の高鳴りが込み上がってくる。
緊張と不安が交錯する。

これからその子に会いにいく。
ケバブという名のその君に。
飛んでイスタンブール。



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アメリカからの時差で、数日間ボーーとした日々が続き、
次いでに大切であろうデータを削除してしまい、
あまり何もはかどりませんでしたが、
それでもこれから出発です。

一年の8割以上がヨーロッパなので、
体がヨーロッパ時間になっていると思います。
日本にいるときに体調を崩し、
ヨーロッパに行くと元気になるというパターンが続いています。
最近あまりの足場のなさを、いい加減不便に感じてきたので、
対策を考えようと思います。

パリに入ってからトルコに行ってきます。
今回公演はこの一度だけで、
後はワークショップとHotel Pro Formaの作品制作です。

今は成田空港ですが、
マスクをつけている人が町にいるときよりも多いです。
特に若い今時風の女の子のマスク着用率がとても高いです。
今時風の子は、世間の情報に流されやすいのかもしれません。
マスクを着けている人が今時風ということではありません。
すでにご存知でしょうが、他の国ではマスクなんてみんなしていません。
この過剰な反応はいったいなんなのか、真剣に考えてみるのもいいと思います。

エールフランスの飛行機が行方不明になっているそうです。
ご家族の方や友人の方は、とても落ち着かない状況でしょう。
とにかく早く機体を見つけてほしい。
僕もこれからエールフランスです。

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