ファッションについて

にわかに僕のまわりにファッションムードが漂っています。
ここ数日、町のファッションレベルがなんだか高いなぁと感じていたら、
毎日リハーサルしている劇場の中をモデル達が行ったり来たり。
理由は、この小さなコペンハーゲンで、
Copenhagen Fashion Weekと題して、
多くのファッションショーが行われているからです。
ヨーロッパでは比較的大きなファッションイベントだそうです。
劇場もきっとショーの楽屋になっていたのでしょう。

www.copenhagenfashionweek.com >>


コペンハーゲンの人々はとてもお洒落です。
東京で育った僕には、そんな洒落た人々があふれる町を見て、
驚くことがなかったのですが、ここのファッションレベルの高さに最初驚きました。
ヨーロッパの他の国でこれほどきれいにしているところはあまりありません。
例えば日本でイメージされるようなフランスやイタリアは全くお洒落ではありません。
これはフランスの観光政策で、いいイメージしか提供しないようにしているからです。
話を聞くとちなみにスウェーデンはもっとファッショナブルだそうです。
デンマークのお洒落はこんな感じです。

copenhagenstreetstyle.dk >>


僕には全く皆無な世界ですが、こう町中にあふれていると接することが出てきます。
昨日はダンサーのAlexの彼女の友達の旦那の弟がデンマークのファッションマガジンで
働いていて、このFashion Weekのパーティがあるということで、
かなり末端な立場で、くっついて潜り込んできました。
これまた変な話で、一緒にいった人々はデンマークのロイヤルバレエのダンサー達。
日本のバレエ界ではきっと皆スターなんでしょう。
「あぁ、また夕食のためのドレスを買わないといけないわぁ」
「なんで?」
「来週、クイーンとご飯なの」
とまたまた僕には皆無な人々でした。
パーティも人々も、普段接している世界ととても違うので、
とても興味深かったです。

話をファッションに戻しますが、
他の女の子に話を聞くと、
「みんな同じに見えるでしょ。」と言っていました。
とてもファッショナブルですが、あまりオリジナリティと多様性がない。
この国の人間ではない僕には刺激的に映りますが、
現地の人にしてみれば、そういう印象があるのでしょう。
僕が東京で感じることとそっくりです。
あるお店に入ったら、"STREETS"とかいう、
日本のストリートスナップだけの雑誌が売られていました。
こちらの人には、東京はすごくファッショナブルなイメージがあるのだと思います。
実際とても東京のファッションレベルはすごいと僕も思っていますし、
その雑誌を立ち読みして、「こんな人たちいるんだぁ」と改めて感心していました。

とても刺激的なコペンハーゲンと東京のファッションですが、
少し視点を変えて、ファッションを見てみようと思います。
南ヨーロッパの方では、"Fashion Victim"という言葉があります。
訳すと、"ファッションの犠牲者"、"ファッションの餌食"とかそういう意味だと思います。
過剰なファッションに身を包む人々、特に若者のことを指していて、
ブランド企業の戦略の餌食にされているということで、
バカにされる傾向があります。
日本人は残念ながらFashion Victimとして有名です。

「なんで日本人はわざわざヨーロッパに来て、
 ブランド品を大量に買っていくんだ?
 別に安いわけじゃないだろ。」

と聞かれたことがあります。

「パリやミラノで買ったって言いたいんじゃないかな。」

と答えましたが、合っているかわかりません。
そこでしか買えないものとかもあるのでしょうが、
それがブランド戦略だとしたら、まさにFashion Victimです。
今回を機に僕もファッションと経済について考えたいと思います。
こんな本があるようなので、読んでみようかと。

ブランドなんか、いらない >>


僕の個人的な意見ですが、エコ・バッグが気に入りません。
エコをつけていいイメージにして、消費を促しています。
エコを考えるなら、新たにバッグを買わないで、
今までのバッグを使うなり、ビニール袋を使い回せばいいのです。
資源とエネルギーの無駄で、ゴミを増やすだけです。
過剰な経済消費のためのファッションは気に入りませんが、
町でお洒落したきれいな女の子達を見るのはとても楽しいもので、
なかなか僕の頭を悩ませます。




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